予防線

予防線が見えなくなるまでつづける

最初にできあがるものが良いモノのわけがない (1からWEBサイト構築することになったので記録#4)

記録その4

サブタイトルなどつけてみる。 創作についてかく語りき。

創作に付きまとう原則

ツイッターのプロフィールに、「創作全般好きです」と、のたまっていたこともある程なので、この年で、土地で、周囲と比べれば、創作的だとか趣味を増やすことに時間を割いてきたつもりである。

その中でたったひとつ見つけた原則のようなものがあって、それは、「最初に良いものができるはずがない」ってことなんですけど、これを知らずに「いや〜俺作曲のセンスないんだよねw*1」と単芝生やしながら喋る人を腐るほど見てきました。

そりゃもう当たり前なんですけど、俺は天才じゃないし、あなたも天才じゃない*2。あたまの中に思い描いた想像をプリミティブなものに落とし込む練習は絶対に必要で、漫画家だったら紙に書かなければいけないし、作曲家だったら譜面に起こさなければいけないです。例えば、新妻エイジでも最初からGペンとか知らなかったと思うし、集中線とかトーンとか、そういった技工的なものを書く練習はしてきたでしょうし、それを何に適用させるかが天才的に見える所以であると思うわけです。

これって意外と何にでも適用できる理屈で、僕は就活のときに「素の自分を評価してもらうのに面接の練習なんておかしくない?」という原理主義こじらせ派に属していたわけですが、上の理屈を適用させるとバカ丸出しなんですね。 初回の面接が終わった時、自分のことを上手く伝えられず俺はこんなもんじゃない!!って思ってましたが、素の自分からのアウトプットを人は評価するわけで、そのアウトプットの練習を怠っているだけでした。

まぁそれでも就活のシステムはアホだと思いますけど。

センスがない

閑話休題

創作において最初に出来上がるものはゴミなんですね。ていうかゴミだったのです。

前回の更新から少し間が空いたのは、構想→アウトプットの流れを試してみた結果に打ちひしがれていてモチベが地中深くにいたからなのですが、この原則を思い出し、サイクルを回すしかないなと思い直しました。

とりあえずUI設計ツール「Sketch」のチュートリアルをやりました。

https://dotinstall.com/lessons/basic_sketch

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このツールめっちゃいいじゃん!!と盛り上がっていたところ、じゃあ頭のなかのものをアウトプットしましょう!というフェーズでゴミのようなものしか出来上がらず、ひとまず紙に書き出したものの、良さげなものがない、という袋小路に逃げ込んでしまいました。

この段階で「俺にはセンスがないのでは…?」となったのですが、上の創作の原則に立ち返りました。

模倣する

こういうときは模倣するに限ります。 模倣することでやりたいことのエッセンスの8割が取得できることを僕は知っています。

そして敵を知ることとで己を知り、また敵方との精神的和解を果たすことができます。 僕は代官山、表参道、自由が丘、銀座を意味もなく敵視しているキライがあるのでGINZA SIXのサイトを模倣してみることにしています。

ginza6.tokyo

でなんとなく出来上がってるのがこれです。

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ぜんぜん違うけど練習なんで…

GINZA SIXのサイトの優れているところは、

  • 理想的にレスポンシブ化ができている
    • 縦長のシングルカラム
    • ハンバーガーメニューある(左上)
    • 合わせてナビゲーションバーがある
    • 文字だけのナビゲーションバーはスマホ表示のとき無くなる
    • 代わりに、アイコン込みのナビゲーションバーが残る
  • 配色がシンプル
  • 多言語対応
  • サイト内検索可能

とまぁ銀座 + 新しい商業施設をうまいことを落とし込めている点にあると思いました。

サイクルを回す

一回できたら、あとは制作のサイクルを回す、慣れてきたらサイクルを見直す、でおおよその創作活動のクオリティが上がっていくと信じているので期限までにサイクルを回そうと思います。

*1:センスの定義はまた別の話なんですが

*2:天才の定義は(ry