雲の上から奥穂高岳【山岳登山記〜その1】

北アルプスこと飛騨山脈奥穂高岳に登ってきた。

無事帰還の報告。そして苦労話をいくつかに分けて語る。

 

いつか機会があれば少人数で山を登りたい。そう思ったのは中学二年の時である。長野県民は中学生の時にクラス全員で山に登る。自分も例外ではなく八ヶ岳に登った。*1 学年全員で登ったので150人超の列を作り登った。クラスメイトはもう二度と山なんか登らない、と口々に言っていたが、少人数で黙々と登ったらまた違うのだろうなぁと思っていた記憶がある。

 

6月、就職が決まり、その関係で今年度には長野を出ることが決まっていた。

長野に未練を残すまいと思った僕は山を登ることを決意した。

 

準備

自分は前述の八ヶ岳登山しか経験していない全くのド素人だ。経験者である渡邉くんにプランを立ててもらい、なんなら道具一式まで用意してもらった。

レインウェアだけは自分で用意してくれとのことだったのでドラッグストアにて雨ガッパを購入。*2

『予定では曇りのち晴れだしきっと使うこともないだろう。』

そんなことを思っていた。これが後に悲劇を引き起こすことになるのは言うまでもない。

 

登山前夜

軽音楽部の合宿を終え、そのままリーダーの車で食料の買い出しという強行スケジュール。そのまま彼の家におじゃまして一泊。朝4時には起きて出発の準備をするとのことだった。二匹の飼い猫とじゃれながらパッキングをし、夕飯を食べる。あとは寝るのみ。朝は4時起き。

床についた途端呼吸が苦しくなり気づく。

 

 

僕は猫アレルギーだったらしい。

 

本山について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%82%E9%AB%98%E5%B2%B3#.E5.81.A5.E8.84.9A.E8.80.85.E5.90.91.E3.81.91

wikipediaを参照されたし。

高さは3190m。なんといっても日本で3番目に高い山である。

僕が登山した前日や一週間前にも遭難者がでていたような山。

ベテランでも覚悟をする山。

 

ちなみに僕は上記のことすべて、当日になるまで知らなかった。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず。孫子に真っ向から立ち向かうような男 is 俺。

 

f:id:kageyama_tanaka:20140805230103j:plain

ルートは上記画像の通り(拾い物です)。上高地、岳沢小屋、紀美子平、吊尾根を通って奥穂高岳山頂、穂高岳山荘。ここまでが初日。

次の日はザイテングラード、涸沢小屋と下り、川沿いを延々と歩いて下山するルート。

 

 

朝4時に起き、準備をし、軽トラで出発。天気は曇り。バス停に到着しよくわからないおっさんに絡まれる。そこからバスで30分、上高地に到着。

朝と霧の幻想的に雰囲気に酔いしれる。

朝靄が立ち籠める中、小雨まで降りだす始末。空模様は決して良いとはいえない。

ドラッグストアで買った雨ガッパを取り出して装備。早速使うことになるとは思っても見なかった。周囲の登山者からのヒソヒソ声、憐憫の視線。あまり気にならない程度には気持ちが高揚していた。

下調べ不足、前日のネコアレルギー、雨ガッパ。不安を抱えたまま、山を登り始める。7時半すぎの出発であった。

*1:多分硫黄岳。標高2760m。

*2:本物のレインウェアを買おうとすると上下で1万はくだらない。

広告を非表示にする