【シティーポップ分析 No.1】サマータイムラブ - Shiggy Jr.
シティーポップやりたい思いはずっとあって、バンアパの街の14景の「夜の向こうへ」を聞いたときから、
「これはなんてジャンルなんだ!?どんな音楽を聞けばこんな音楽が作れる!?」
と思い調べた当時、シティーポップは岡村靖幸やNONA REEVES、安全地帯に代表されるジャンルでした。それから約3年。
そんな音楽の台頭とともに、ファッションも80sっぽい流れがきてて、それも相まってシティポップは一大ムーブメントになっている。
やっぱみんなこういうのやりたかったんじゃん!!と喜ぶ一方で、シーンとして流行ってしまった=下火になるという未来だったり、俺だけのもの!という感覚(そんなことはもちろん無いんだけどお約束的に)が薄れつつあり寂しくもあります。
しかしギター始めて、音楽ちゃんと聞き始めた初期からチャカチャカしてるギターポップをディグってた自分としてはムーブメントに乗らない理由がない。
というわけでインプットとアウトプットの練習兼ねて分析してこうと思います。新居に引っ越してからまだ録音環境の構築が出来てないんだけど、分析結果は何かしら形にできたらと思っている。
なお
- 分析の質は自分への覚え書きレベル
- 曲はなるだけYoutubeで公式がアップロードしている曲に絞る
- 10曲ぐらいやる予定
- 昼休みにダダダッと書くぐらい
- インタビューとかは読まない。あくまで聞いたものまでの分析
テーマ曲
Shiggy Jr. / サマータイムラブ MUSIC VIDEO
曲の構成
サビのワンフレーズ
イントロ
Aメロ1
Bメロ1
サビ1
短い間奏
Aメロ2
Bメロ2
サビ2
Cメロ
大サビ(転調)
アウトロ
Jpopのシングルのお手本のような構成
音の構成
女性ボーカル
ギター
ベース
ドラム( + トライアングルとかウィンドチャイム)
ブラス
ストリングス
ピアノ
たまにベルっぽいの
BPM
124くらい?
気づいたところ
4つ打ち
スネアの位置でクラップ
最後の拍に鳴るスネアでリバースシンバル
16のベース サビはスラップ?
16のカッティング
16のクランチ気味でブリッジミュートでコンプ強めでツクツクしてるギター
カッティング頭で2拍鳴らしてスライドアップ→16っぽくなって裏で鳴らす感じ→ベースもユニゾンしてるっぽい
Aメロ頭のCM7→Cm6のコード感→トレモロで夏っぽさ
16でなんかしてるときは歌の譜割りは長め(普通に8分)
サビ入り前で16のブラス
サビ入り前でテンポ半分のダブステっぽい
オフビートっぽいハイハットは少なめ
サビで裏で鳴らすストリングス
サビの2小節目でボーカルの譜割りだけ食って伸ばす感じ
ピアノのローがスッカスカのギランギランな感じ
Aメロ2ではトライアングルがハイハット的になってる
Cメロはひたすら頭!って感じのリズムになる
大サビ前でボーカルだけになって転調前→後をうたってやや強引に転調
転調後の一発目のサビはコーラス + ストリングス + ブラス + リズムになってなんか始まる感が強い(ミドルにめっちゃ寄る)→ベースドラム入る(下も入る)→ウィンドチャイムがめっちゃ上で鳴る(めっちゃ気持ちいい)的な演出
サマータイムラブっていういかにも語感のいい言葉合わせました感あるタイトルだけど、ちゃんと夏だから日が長いからあなたと少しだけ長く居られますね的な意味がある歌詞でいいと思います 多分話題の方のサマータイムとは違うよね
まとめ
J-POPのお手本的構成コード感。ファーストメジャーデビュシングルということもあってめちゃくちゃ定番だけど凝ってて外さない感じ。声がめっちゃ聞こえる。ミックスもスッキリしてるけど埋もれない声質って気がして好き。
PVはよくわかんない。
余談
【Shiggy Jr.】 「サマータイムラブ」 BOMBER-E LIVE
死ぬほどジャージャー言ってるオタ芸聞こえるけど何・・・